楽園 サルデーニャ島 特集5 OSILO
サルデーニャ島の北部、サッサリ(Sassari)県にある小さな町 オジロ(OSILO)のご紹介です。
丘の上にあるこの町は人口3千人ほどの小さな町。海とは無縁の町である😅このように丘の上にあるため風は強く、冬は雪が降り寒い。
町の下はこのように畑が広がっていて360度くるりと見渡せる。大地の広大さを感じられる😀
なぜ丘の上に町が作られたかというと.......
大昔、敵がこの地に入り込んでくるのを防ぐため自分達の領土が見渡せるようこの丘の上に町を作りこの地を守っていたとのこと。
ここに住んでいる親戚の叔父さんはこのだだっぴろい畑の持ち主である(一部の土地です)野菜、果物だけでなく羊や豚や鶏もいてチーズを作ったり豚をさばいてサラミを作ったりしている。
町に入ると道は細くかわいらしい色の家がつらなっている。
ちょこっと見える四角の塔。こちらはオジロ(Osilo)のお城だそうです。とっても素朴なお城?お城に見えない...😅今現在は立ち入り禁止になっていてる為、外観のみの見学。
町の中は昔のままで道も石畳、本当に古い家も今もそのまま使われている。
この日はちょうどこの町の大イベント(お祭り)の日
ここの伝統的衣装を着て行われるスポーツ大会?(笑)中世の頃からのスポーツ。未だにここでは引き継がれているスポーツ。
木でできた刀を持ち馬に乗り走りながらこの木の刀を的にはめるという競技。スピードと正確に的にはめこむことがポイントである。
これはなかなか難しいのでは.....🤔
毎年恒例のお祭り。この町の人達の楽しみだそうです😀季節によってさまざまなお祭りを行い町の人達は盛り上がる。全てのお祭りはここの町の伝統的なものだとか...夏は夜中まで盛り上がる。
どこまでも続く大地の景色。サルデーニャ島といえば海のイメージだったが海に面してない町は広大な大地が広がっている。サルデーニャの中でもその土地土地で歴史や食、生活の仕方が違う。
オジロ(Osilo)は観光地ではないのでこれといった名所はないが町に入り込むとサルデーニャ島ならではのゆったりした田舎町の雰囲気が味わえる😀
オジロ(Osilo)から車で1時間程のところに観光名所となっている教会がある。
"Basilica della Santtisima Trinità Saccarigia"
教会の 正式名はとっても長い(笑)
ロマネスク様式の教会。中に入ると立派なフレスコ画がある。
辺りは何もなくだだっぴろい広野の中にあるずっしりと建てられている立派な教会。まるでこの大地を守っているようだ。1116年に完成したもの。黒と白の縞模様が珍しい。
新たにサルデーニャ島の違う表情を発見した旅であった。海側と陸側ではかなりの違いがある。今も伝統文化を守り続け、それを楽しむ人々。とても興味深い島である。
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