北イタリア ポルチーニ狩り 秋の味覚

キノコ狩りの季節になりました。コモ湖の山、スイスの国境に近いところの山にこの時期はキノコ狩りに行く。マンマはこの時期は第二の家、この山の家に滞在して毎朝、早朝からキノコ狩りに山に行く。
今日は朝6時に家を出て暗い山奥へ進みます。
私たちが行くキノコ狩りの山はいわゆる徒歩道はなくマンマの誘導でひたすら山を登る。マンマはコモ湖の山奥で育ち、小さい頃から薪を拾いに山へ、キノコ狩りに山へ行くというほぼ自給自足の生活をしてたという。そして、今もこの村の人はほぼ自給自足の生活をしている。もちろん、スーパーマーケットなどのお店はない村。
途中、野生の山羊に遭遇したり、猪の親子に遭遇したり.....猪は危険なイメージだがマンマたちはそうでもない様子😅人間が何もしなければ動物たちも何もしないという発想。確かにそうだけど、猪は襲ってくるイメージで怖い......😐
変わったキノコ発見😆このキノコはもちろん食べられない(笑)マンマのキノコ狩りはポルチーニだけを採る。他の食べられるキノコもあるがポルチーニがやはり味が一番いいとのこと。
ポルチーニ探しは結構難しい。この写真のように薄暗く、枯葉が多い山奥にある。そして、この枯葉の下にひょっこり頭をだしているのである。マンマは長年の感ですぐに発見することができるが経験の浅い私は見つけるのに悪戦苦闘。見つけやすいキノコはあまりにおいしくないか、目立つきれいなキノコは毒キノコとのこと.....🤓なるほど🤔ポルチーニの価格が高いのがとってもよくわかる。
この日は5時間ほど探し歩き、1キロほどの収穫。最近は温暖化して雨が減っているのが原因で山が乾いる。そのため、ポルチーニが育たなくなっているのだとか。マンマの話によると昔は1日で10キロ以上とれてたそうだ🙄
とりたてのポルチーニ、きれいに洗って早速、お味見😀残りのポルチーニは乾燥させたりは、オリーブオイル漬けにする。これらは来年の秋までの我が家の保存食である。
こちらのとりたてほやほやの生のポルチーニ、口の中でポルチーニの風味が広がる。
さらに我が家ではこのポルチーニを薄く切ってチーズ、少しだけオリーブオイルをかけて食べる。私はワインと一緒に😁最高に美味しい~😍

もし、イタリアでポルチーニ狩りに行かれる方は是非、とりたてほやほやの生ポルチーニのお味見をしてみてくださいね。香りの良さがとってもよくわかります😊

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